健康診断の結果はどこをチェックするべきなのか

健康診断は、いわば体の状態を客観的に数値化してくれるわけです。見るのがつらい、とか、見たくもない、という人もいるかもしれません。確かに気持ちは分からなくもありませんが、それでは自分の体のことはどうでもよい、と言っているのと同じです。様々な数値が並んでいて、何のことやら分からないから見たくないという人は、多くの診断結果には数値の見方も書いてくれています。例えば、この検査は何のための検査で、その数値が高い場合はこういう病気が考えられるとか、こういう病気になりやすいから気をつけたほうがよい、などといったことです。

さらには、もし数値が高すぎる、あるいは低すぎるというような場合、何に気をつけたほうがよいのかも書かれていることが多いです。例えばこういう食事に気をつけたほうがよいとか、このような運動をしたほうがよい、などといったことです。こういうことを見ると、普段の生活の改善に役立ちます。

一応、その他に気をつけるべきことを挙げておきますと、一つでも異常値があれば問題なのかというと、決してそんなことは無いということです。全く異常値のない人は逆に異常だという言葉もあるくらいです。あまりに気にしすぎるのも考え物です。